なぜ「毎日の入浴」を苦痛に感じずに続けられるのか
前回ご紹介した私のできること「毎日の入浴」。
気付かせてくれた友人たちにとっては、「毎日湯船に浸かる」というのは面倒な行為なのですが、私にとってはそうではない。
何故か。
それはもはや「習慣」になってしまったから。
「習慣」
- 日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。
- (心理学用語)反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる、固定した行動のこと長い間繰り返し行われていて、そうすることが決まりのようになっている事柄。
出典元:Wikipedia – 習慣
習慣になってしまえば、「めんどくさい」「大変」「辛い」「疲れる」とかの感情すら生まれなくなり、何も考えずにただ心を無にしてできてしまうんです。
そうだ、これだ!ダメ人間脱却の鍵は「習慣」にあるんじゃないか?!
今まで苦痛だったから出来なかった食器洗いやら掃除やらも、うまいこと「習慣化」すればできるようになるんじゃない?もしかして!と気付いたわけです。
名著との出会い
そんな風に考えながら本屋をフラフラしていた時、出会ってしまったのです。
たまたま書棚に飾ってあてふと視界に入ってきただけなのですが、
その名も「ぼくたちは習慣で、できている」
そ、そ、それーーーー!!!!!
え、超能力?!何?もうタイトルがドンピシャすぎる!
天の思し召しとしか思えないタイミングでの出会いだわ!
運命だ!これは読むしかない!
というわけで、メルカリで買いました。(その場で本屋で買えよ!笑)
著者はミニマリストの佐々木典士さん。彼は今でこそミニマリストだけど、実は汚部屋出身。
なので、ダメ人間サイドの気持ちもお分かりなので、我々にも参考になる部分が多くオススメです!
ちなみに、彼はこの習慣の本の前にも1冊執筆しています。
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」
習慣に着目した矢先なので早速「ぼくたちは習慣で、できている」を読みたいところだけど、佐々木さんの思考をより深く理解するにはやっぱり1作目から読むべきよね?と思い、
- 「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」
- 「ぼくたちは習慣で、できている」
の順で2冊とも読みました。
ダメ人間のくせに、変なところにこだわりあるんですよね。笑
あ、ちなみに、こういう変なこだわりも、「できること探し」のヒントですよ!
「習慣」本から見つけたダメ人間脱却のヒント
2冊ともとても勉強になる内容で、本当にオススメです!
特にやはり2冊目の方は、習慣化させるためのメソッドが丁寧に説明されていて参考になるし、かつ、自分の中でぼんやりと感覚的に捉えていたことを、明確に言語化してもらってすっと消化できた感じです。
その中でも特に私に響いて、今後の脱ダメ人間に役立ちそうなポイントをご紹介します。
チャンクダウン
チャンクダウンとは、大きな塊を小さな要素に分けることです。
私が求めていた考え方です!
目の前の問題が必要以上に大きく見えて「わー!」ってパニックなっちゃう。あと具体的な対応方法も分からなくなっちゃう。で、「無理だー」と諦めちゃう。
でも実は、その問題を細かく分解してみると、意外と大したことないし、やることも明確になるんですよね。
目標は小さく
最初から高みを目指しすぎるから、失敗しやすい。
そして、失敗すると「やっぱりダメ人間には無理なんだ」と自己嫌悪に陥るから、悪循環が生まれ抜け出せなくなる。
簡単に達成できる小さな目標にして、成功体験を積み重ねていくことが大事なんです。
毎日やる方が簡単
これうっすら気付いてた!ですよね、そうですよね!毎日の方が楽なんだよ。
週3回とか、週1とか、やる日とやらない日がある方が、怠け癖のあるダメ人間は続けにくいと思う。少なくとも私はそうです。
トリガーを仕掛ける
トリガーとは、「引き金」の意味で、きっかけとかそういうこと。何かのアクションのきっかけになる行為を「トリガー」と呼びます。
毎日のある行為をトリガーとすることで、習慣化させやすくなる。
例えば、歯磨きをトリガーとして、歯を磨いている時はもう片方の手にはダンベル持って筋トレする、みたいなことです。
時間割をつくる
これも実は自分で思いついてちょっと実践してみてたの!
自分で自分にアポを入れ、スケジュール帳に書いておく。そうするとダラダラしにくい気がします。
次回以降は、これらを私の中でダメ人間脱却のためのメソッドに落とし込んで、ついに実践へと移ります!
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