前回、ミニマリストの佐々木さんの習慣本からダメ人間脱却のヒントを得ましたが、それを私なりにメソッドにしてみました。
LOU(ルー)的ダメ人間脱却メソッド5ヶ条
私が脱ダメ人間のために考え抜いてたどり着いたメソッドはこちらの5個です!
- トリガーを明確にする
- 作業を分解する
- 毎日やる
- 頑張りすぎない
- 自分にアポ入れ
では、詳しく解説していきます。
1. トリガーを明確にする
※トリガー:何かのアクションのきっかけになる行為
よくお掃除や片付けのコツとして、「気が向いた時にサッとすれば短時間ですんで簡単!」みたいなアドバイスよく見かけますよね。でもこれって完全に「できる人」目線です、ダメ人間の同胞は騙されないで!
ダメ人間はそもそも「気が向く」ということがないです。なので、「気が向いた時に」なんて言ってたら、一生しないです。胸を張って言います、私がそうです。
そこで、実行したい行為があるなら、そのきっかけとなるトリガーをきちんと決めましょう。
「このトリガー行動をしたら、これやるんだ!」って明確にして、しっかり意識する。そうすると、やることがハッキリして、変な迷いが減って行動がぐっと楽になります。
2. 作業を分解する
「やらなきゃいけないこと」を思い浮かべた時、やることがいっぱいに思えて、考えただけでうんざりすることないですか?そして、「大変そうだ。無理だな。」と結局やらない、みたいな。私はその傾向が特に強いです。掃除とか片付けっていう家のことだけじゃなくて、仕事もそうでした。
でも、その作業自体を分解してみると、「あれ?思ったほど大変じゃないかも。できるかも!」ってことが結構あったのも事実。
例えば、
「いらなくなった掃除機を捨てる」
これに対し、今までの私だと、「え、これは恐らく普通ごみとして日々のゴミ出しはNGよね?粗大ゴミってやつ?うわー、粗大ゴミって回収申し込んだり、お金払ってごみシール貼るとかでしょ?そのごみシールの値段も分かんないし。めんどくさー!」
って感じです。
でも、この作業を1個ずつ分解してみましょう。
- 住んでいる地域のごみ収集のホームページを見る
- そのホームページで金額を調べる
- 回収申し込みをする
- ごみシールを買う
- 指定の日に掃除機を捨てる
どうですか?
頭の中で「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」って考えてるだけだと、やることがものすごく多いように感じてしまうけど、こうやって分解して書き出してみると、「あれ?案外大変じゃないかも?」ってなりません?
多分人間って、漠然としていて明確じゃない状態に不安を感じるんだと思います。だから必要以上に「大変そう。無理だ」って拒否反応を示しちゃう。
でも、こうやってやるべきことが明確になると、「分からない」という不安感が消えて少し前向きな気持ちになれる。
そういう意味では、この分解作業は書き出すことをオススメします。より内容が明確になるから。
3. 毎日やる
できるだけ継続するには、「やる日」と「やらない日」があるより、全部「やる日」の方がダメ人間は楽だったりします。
「毎日やるのに、楽?!」って思うかもしれませんが、
「んー、今日やる?今日やった方がいいのは分かってるけど、でもちょっと疲れたしなー。明日やるんでいいかも。あ、でも明日出かける予定あって時間ないか。そしたらやっぱり今日?でももう夜遅いし、今日は無理かも。うん、無理だな。明日頑張るってことで。」
みたいな無駄な葛藤がなくなるのです。
やるという選択肢しかない状態に一応なっているので、「やる」か「やらない」かで迷いにくい。
ちなみに、作業内容によっては、「2. 作業を分解する」で作業を細かく分解しておいたことで、「毎日やる」というのがますます楽になったりします!(詳しくは今後の私の実践の中でお伝えします)
4. 頑張りすぎない
3をより確実に行うために、意外とこれも大事。
ごく稀に気分が乗って、「よーし!今日は調子がいいから、明日の分も片付けちゃおう!」となることがあるかもしれません。
が、それはやめましょう。
何年も前に、京大芸人の宇治原がアメトーークで勉強法を紹介してたんですが、
「問題集を1日5ページやると決める。そして、決めたらちゃんと毎日そのノルマを守る。例え調子が良くて今日はもっと進めたい、と思っても必ず5ページだけで終わらせる。」
と言っていて、なるほどな!と思いました。
これは、毎日やることが大事なのです。やる日があったりやらない日があったり、日々の作業にムラがあるとサボりやすくなっちゃうから。
そう、もともと怠け癖がある我々ダメ人間には、危険な行為なのです!
「昨日頑張ったから、今日はいいか!」とか「今日は気が乗らないから、明日まとめて2日分やろう」と、簡単にサボり始めちゃいます。
3の「毎日やる」を守るために、頑張りすぎない・やりすぎない・調子に乗らないようにしましょう!
5. 自分にアポ入れ
会社員をしていた時、会議やミーティング、外出の予定など、アポはスケジュール帳に書き込んでいました。そして、その時間にきちんと行動できていました。
そう、あらかじめ時間とやることが決まっていると、行動に移しやすいのです!
別にスケジュール帳に書き込むのは、「14:00 デート」「18:00 会社飲み会」みたいな誰かと約束した予定だけじゃなくていいんですよ!
やることを明確にするために作るTO DOリストというのは、仕事においてもこういう自己改善においてももはや定番だと思います。でもここはもう一歩踏み込んで、ただTO DOリストを作るだけで終わらせず、そのTO DOリストの内容を具体的に時間に割り振りましょう。
自分に自分でアポ入れして、「やること」だけじゃなくて「やる時間」まで決めちゃうというわけです。
いざ実践へ
以上、メソッド5ヶ条をご紹介しましたが、正直「で、どうやってやればいいのさ?」って感じの人も多いと思います。
次回から、私がどうこのメソッドを実際に使って脱ダメ人間の道を歩みだしたか、もっと詳しくご紹介していきます!
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